復興をめざす東北の高校生の富士登山 お礼とご報告
 HAT−J東北応援プロジェクトの企画「東北の高校生を日本一の富士山へ」にご厚情溢れるご協力をいただき本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 2012年7月21日(土)いわき、福島、郡山から乗り込んだ60名の高校生とスタッフは中央道・談合坂で昼食をとり高校生達は2350mの高さに順応すべく一路、富士吉田口から五合へ向かいました。あいにくの霧で視界はききませんでしたが、夕方には宿舎である富士吉田市立青少年センターに入りました。「遠かった」「やっと着いた」という声が聞かれました。全員そろっての夕食後は青少年センター内の体育館に集合し、班分け、各リーダーとのミーティング、装備点検を行ない、22時に就寝。

 翌22日(日)朝3時起床、朝の弁当やおやつをもらって3時30分バスで五合目へ出発。五合目にて山梨県立吉田高校の生徒29名と合流し、安全登山宣言を行ない、5時10分各班ごとに歩き出しました。1班から10班までに分けられ各班にはリーダー1名、サブリーダー2名がつき、その他に支援隊とプロのガイドが付き添いました。
 NHK、朝日新聞、福島民友新聞、山梨日日新聞も同行。
 5合目は雨は降らないまでも濃い霧で視界はきかずでしたが、風もなく、寒くもなく歩くにはいい気温でした。5合目の佐藤小屋に本部が設置され、各リーダーに渡された35台のトランシーバーを通じて各班から入る連絡に
神ア忠男実行委員長が的確に指示され、どの班がどの位置にいて、メンバーの様子がどうなっているかを知ることができました。高山病にかかった生徒さんもいましたが、支援隊が休ませ、水分を与えたり、荷物を軽くしたりし、ゆっくり後から歩いて行くことで登山続行。AM10時早くも8班が頂上到着。感想はと聞くと「疲れたー」「でもうれしい」「ヤッター」。女子班の一人は「また来たいです」「うれしいで〜す」と大きな声で答えてくれました。
 10時から11時20分の間に遅れがちとなった生徒さん達も支援隊と共に続々と頂上に到着。本部では各班が着くごとに拍手がおきていました。
 時々小雨ぱらつく中、高校生89名全員が富士山の頂上に立つことができました。グループの中にははじめて会った人もいましたが、お互いに励まし合い、手をとりあい、アメをわかち合い、頂上に立った喜びもわかち合って下山してきました。
 五合目に下りてきた生徒さんたちの髪の毛は濡れ、足もよれていましたが、顔の表情は明るく、目が生き生きと輝いていました。 一歩一歩ゆっくりでも歩けば夢は達成出来るということを実感できたのではないでしょうか。今後の自分に元気と勇気と夢や希望が与えられた登山だっと思います。
 夜は吉田高校内で交流会が開かれました。手作りの名物吉田うどんは腰が強く、太く実に味わい深いものでした。
  3日目の23日(月)、忍野八海を見学し富士の湧水をたっぷり味わい、お土産を買い、AM10時にはバスで福島へ向かいました。
 
 今回の富士登山では本当に多くの方々にご協力いただきました。全員登頂を無事故で終えることが出来たのも支えて下さった皆さまのお蔭と心より感謝申し上げます。登頂した高校生達に大きな勇気と元気を与えられたことは何ものにもかえられない宝だったと思います。本当にありがとうございました。
                     2012年7月27日

       NPO法人 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT−J)
                   代表  田部井 淳子
           東北応援プロジェクト実行委員長 神ア 忠男


主催  NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT−J)
後援 朝日新聞社、
    福島民友新聞社、
    社団法人日本山岳協会、
    山と溪谷社・日本山岳遺産基金、   
    富士吉田市、
    公益財団法人富士吉田体育協会、
    山梨県山岳連盟、
    公益財団法人日本山岳会静岡支部
協賛 三井食品株式会社、
    株式会社ICI石井スポーツ、
    株式会社アルソア本社、
    住友生命保険相互会社、
    株式会社フェニックス
協力 株式会社フィールド&マウンテン、
    株式会社西遊旅行、
    鶴岡八幡宮、
    クラブツーリズム株式会社、
    ピースボート災害ボランティアセンター、
    南相馬こどものつばさ、
    アルパインツアーサービス株式会社




たくさんのボランティアの方々の協力がありました。感謝の気持ちで、準備風景の写真を掲載させていただきます。
このページの写真は、田部井進也さんが撮影され、HPに提供していただいた写真から抜粋して掲載させていただきました。